本日から連絡します
登場人物→母(私)、お父さん(夫)、ニャコさん(娘)、その他の人々
今年の三月にニャコさんは保育園を卒園しました。そして、母がそれまで毎日書いて保育園に提出していた連絡帳も終わりを告げました。
半分白目になりながら、皆が寝静まってから薄暗闇の中で書き続けてきた連絡帳は年間五冊にもなっておりました。
ニャコさんが小学生になって、よっぽどでなければサインだけで済む連絡帳に書きまくる熱量もなく...っていうかクラスの人数が多すぎて先生は読む時間もなかろう、という考えの元、連絡帳代わりにブログを始めてみようかと思うようになりました。
では、これからよろしくお願いします m(_ _)m
先日、ニャコさんがノートに必死の形相で何かを書きまくっておりました。ご飯だと言ってもスルーです。やがて仕上がったのか、「おかーさん!!これ読んで!!」とやりきった感満載(ドヤドヤ!!)でやってきたのですが...。
先にノートを読み始めたお父さんが天を仰ぎ親指と人差し指で目頭を押さえながらブルブル肩を震わせ始めたのです。
「!?」目を点にする母。
ノートを受け取り読んでみると...。
小学五年生の女の子の物語でした(...っていうかニャコさんあんた、一年生だよね)
一行目で母が死んでいました(...これか!お父さんが震えていたのはっ)
お父さんは一ミリも出て来ない(...そもそも存在していないようだ)
二行目で同じ境遇の男の子と出会い、同棲が始まる(...五年生だよね?)
いつの間にか三十才になっていて浮気されていた女の子(...辛い!)
......すごい物語が出来たもんだ。
本人曰く、「また今度続きを書くでっ(ふんがーっ)」。
「よっ!頑張れ、作家先生!!」と一応声を掛けておきましたが。
どうでしょうかね、先生。ニャコさんは一年生になってこんな風に自由に磨きがかかっております。
もちろん母は一行目で爆笑して肩を震わせておりました。