迷言
ここ数ヵ月メモってきたニャコさんの迷言集を発表したいと思います。
「フハッ」と鼻先で笑った瞬間にメモっておかないと数秒後には忘れている、という脳年齢の弱体化と戦いつつ....。
入学式が終わり、家にて。
「びっくりしたがよ、先生がおばちゃんやって!」と心底驚愕していたニャコさん(それまで保育園では本当に若い保育士さんしか見ていなかった為出た言葉と思われる)。「おかーさん、あたしが言ったこと誰にも言わんとってよ?」とすごい勢いで前言を否定するニャコさん(何となく失礼だということは感じている様子)。
......それを母が誰に言えるとお思いか?
団欒中。
お父さんが、ニャコさんの髪を見て「髪が伸びるということは元気ということよえ」とこれまた謎の発言をした時、「おとーさんは伸びてないないやん、禿げていきゆうやん!」と力いっぱい否定するニャコさん。「じゃかあしいっ!」
お父さんのツッコミにいろんな意味で黙って堪えるしかない母でした。
夏休み中。
「自由研究やりたいがやけどよ。何を水に入れたら爆発するか、とか」
.............正気?
突然。
「おじゃまむし...じゃなくって...なんやっけおとーさん...むし...むし...あ!茶碗蒸し!」
目の前にあるのならまだしも、本当に突然始まるのでいつもお父さんと母は混乱するのです。
寒暖差があって服装とか難しい時。
「音程が調整できんがよねー。今日は長袖?半袖?」
温度の調整の方をしないといけないと思うよ、母は。君はプロの歌い手さんかね。
階段の方から何かすごい音が聞こえた時。
「こけたがやない!?」と心配して聞くと、「大丈夫!頭からじゃないき!(超ドヤ顔)」
......頭からじゃなくて良かったね、としか言えない。
製作物を見せられた時。
「このキーホルダー、手にのりをつけて作ったがよ......あれ?」
....腕によりをかけて作ったのだな。言い間違いがひどいよ、君。
しみじみと。
「おかーさんにはいつも失礼になりゆうき...」
....お世話になりゆうはずでね、君。
先生、今日もニャコさんは聞き齧った言葉を巧みに使いこなせないまま生きています。